- コラム
- 2025年7月1日
【北海道】外壁塗装のベストシーズンとは?【最適な時期】
こんにちは!小山塗装工業の小山です😊
今回は北海道における外壁塗装のベストシーズンについて
お伝えしていきたいと思います🌳
定期的に塗り替えが必要な外壁の塗装ですが、施行に適した季節の外壁塗装をオススメします。
外壁塗装にはベストシーズンが存在していて、その季節に塗装工事をする=品質を高めることにもつながります。

外壁塗装に適した季節がある理由
気温と湿度が品質に影響する
塗装に使う塗料の性質が、外壁塗装のベストシーズンに大きく影響しています。
塗料は気温や湿度により、伸びが良くなったり乾きが良くなったりします。
つまり、塗料が最も力を発揮する季節が、外壁塗装にも適した季節ということなのです。
塗料が最も効率よく塗装できるのは、気温15~30℃、湿度75%以下と言われています。
塗料に適した気温と湿度を長期間キープできる季節が、外壁塗装に最も適した季節となるのです。
逆に、気温5℃以下、湿度85%以上のいずれかの条件では、塗料を使用してはいけないというルールがあります。伸びも乾きも悪くなるので、外壁塗装を行う環境として適さないと塗料メーカーが公表しています。
塗料の伸びが悪いと、塗装の作業効率も悪くなってしまいます。これは、塗りムラの原因となりますね。
また、乾きが悪いと、十分乾燥していないまま塗り重ねるリスクが増します。そうなると、塗料本来の強度が発揮できなくなるのです。
最悪の場合、塗装がすぐに剥がれてしまうことも…
水分は外壁塗装の天敵
塗料は、雨や雪、結露などの水分にも弱いです。
塗装中で乾いていない塗料に水分が付着すると、
強度の低下や見た目のムラを引き起こす場合があります。
そして、付着した水分は乾きを遅らせる原因にもなります。乾燥が遅れると、上記で説明したケースと同じく、十分乾燥していないまま塗り重ねるリスクが高くなってしまいます。
さらに、塗装の乾燥が遅れると、工期が延長してしまうことにつながります。
その分きちんと乾燥させている証拠なので、安心といえば安心ですが、「遅れると困る」という場合では問題になります。
強風にも注意
意外に見落としがちですが、強風も外壁塗装に悪影響を及ぼします。
風により、砂やほこりが乾燥していない塗装に付着すると、仕上がりにも影響します。
そして、外壁塗装は高所での作業も多いです。風が強いとどうしても危険なので、
作業効率が低下することも考えられます。
作業する方の安全が第一なので、場合によっては作業がストップしていまうことも考えられます。
外壁塗装に適さない気候条件をまとめると…
・気温が5℃以下
・湿度が85%より高い
・雨、雪が降っている
北海道の外壁塗装ベストシーズンは?
先ほどお伝えした、『外壁塗装に適した季節がある理由』を踏まえて、
北海道はいつ頃が外壁塗装をするのに最適かをみていきましょう!

夏 (6月~8月)
北海道は、夏でも湿度がそれほど高くなく、近年暑い日も増えましたが、
気温が30℃を超えることも多くありません。
さらに、雨の日もそれほどありません。
つまり、塗料が力を発揮する条件と、作業が中断しない条件を満たす可能性が高いということです。
なので、北海道においては「夏」が外壁塗装のベストシーズンとなります。
塗料にとって最適な気温と湿度がキープできるので、作業も効率もよくスムーズに進みます。
雨で中断することも少ないと思いますので、予定通り工事が終わりやすいというメリットもあります。
ただし、外壁塗装中は窓を開けることができなくなります。猛暑日に塗装作業が重なってしまうと、
家の中がかなり高温になる恐れがあるので注意が必要です。
暑さ対策はしっかりと行っておいてください。
春 (4月~5月)
東京などでは、春は外壁塗装のベストシーズンですが、北海道は夏の次にベストシーズンでしょう。
理由は、それほど気温が上がらないからです。
北海道の春の平均気温は、12℃前後といったところなので、外壁塗装にとって最適な気温には、
ちょっとだけ届かない日もあるということです。
とは言え、外壁塗装を実施するには何の問題もありません。
さすがに5℃を下回る日はないでしょうから、塗装が中断することもなくスムーズに進むことでしょう。
唯一気をつけたいのは強風ですね。春一番という定義は北海道にはありませんが、
比較的風が強い日が多い傾向にあります。
春はまだ暑くなる日はないでしょうから、外壁塗装中に窓が空けられなくても問題ないのも嬉しいですね。
秋 (9月~10月)
外壁塗装のベストシーズンを考えると、秋と春に差はほとんどありません。
ただ、北海道では9月頃雨の日が多くなる+春より、さらに気温が低くなります。
秋の外壁塗装は、春とほとんど変わらないと思ってもらって大丈夫です。
基本的には、気温も湿度も安定しており、スムーズに作業が進むことでしょう。
唯一気になるのは、冬に近づくと気温がどんどん下がることです。
あまり冬ギリギリに実施すると、作業を強行で終わらせなければならなくなる恐れもあるので、早めに終わるように計画することが重要。
秋も涼しいので、外壁塗装中に窓が開けられなくても大丈夫ですね。
少し寒い日はあるでしょうが、むしろ閉め切りたいくらいなので問題はありません。
北海道の冬は…

雪が積もる冬に外壁塗装を依頼することはないと思いますが、
基本的に冬は、外壁塗装の施工を受け付けてません。
気温が氷点下を下回ると、塗料が凍結する恐れもあります。
塗装後の塗料が凍ると、剥がれやひび割れの原因になってしまいます。
冬を除いては、極端に外壁塗装に向いてない季節はないので、安心して外壁塗装の依頼をしてください!
【北海道のメリット】梅雨と台風の心配がないこと
梅雨は、外壁塗装にとって最悪のシーズンです。
雨の日が多いと作業が中断し、全く進まなくなることもあります。
湿度も高い日が多いので、塗装の乾燥もあまりよくありません。
気温はベストに近いのですが、雨が障害となってしまうのです。
だからこそ、塗装業者も梅雨はあまり稼動していません。
台風も外壁塗装にとっては天敵です。
台風上陸中は、塗装作業なんかできませんから、当然作業は中断することになります。
さらに、台風による強風は塗装中の塗料にゴミを付着させてしまいます。
場合によっては「最初からやり直し」といった事態になりかねないのが台風です。
そんな梅雨と台風の心配が、北海道にはほとんどありません。
これは、外壁塗装にとってかなり大きなメリットと言えます。
梅雨と台風、どちらの心配も少ない北海道は、外壁塗装のやりやすい地域と言ってもいいでしょう。
外壁塗装の費用は時期によって差がある?
外壁塗装には、繁忙期というものが明確には存在しません。
外壁塗装の費用については時期による変動はあまりありません。
ですが、北海道では冬の施工が難しいため、施工シーズンが限定されており、
この期間に費用が高騰するケースもあります。
お見積りは複数の業者から取り、適正な価格での依頼をすることが大切です。
まとめ
北海道での外壁塗装には、地域特有の気候条件を十分に考慮する必要があります。
適切な時期に施工を行い、天候条件を確認しながら作業を進めることで、
長期間にわたり美しい外壁を保つことが可能です。
小山塗装工業

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