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- コラム
- 2025年7月22日
【外壁塗装】強風でも施工可能？
こんにちは！小山塗装工業の小山です😊
最近、台風が発生しました。というニュースを耳にしますね🌀
北海道はあまり台風上陸することがありませんが、悪天候で強風になることはありますよね。
外壁塗装は家の外で行う工事ですので、悪天候の影響を受けて作業を中断せざるを得ないことがあります。
今回は、外壁塗装工事に大きな影響がある強風について、
強風でも作業は可能か、足場への影響などについてお伝えしていきたいと思います。
強風でも外壁塗装の施工はできるの？
強風は外壁塗装工事にとって好ましい天候ではありません。
代表的な理由を説明いたします。
足場倒壊の可能性
外壁塗装工事において強風時の事故として最初に挙げられるのは、足場の倒壊です。
足場には、外壁洗浄時の汚れや塗料などが近隣に飛散するのを防止するためにメッシュシートを張りますが、強風時にはこのメッシュシートがヨットの帆のように風を受けて大きく揺れます。風向きや風速によっては足場が倒壊することもあります。
従って、台風接近時や強風が予想される場合は、メッシュシートを畳んで柱に縛り付け、風が通り抜けられるようにして足場の倒壊を回避します。
足場の倒壊には至らない場合でも、風にあおられて足場が揺れますので、足場の部材が家の外壁などに当たって、当たった部分を壊してしまう可能性もあります。
労働安全衛生法では、悪天候時の作業について定められており、
強風下での高所作業は中止等の対応が必要です。
法令における強風とは「10分間の平均風速が毎秒10m以上」の風を指します。
気象庁によると、風速が毎秒10m～15mの場合、以下のような状況になります
- 風に向かって歩きにくい
- 傘をさすのが難しい
- 樹木が幹から揺れる
- 高速運転中の車が横揺れする
ちなみに瞬間風速が毎秒30mを超える風は暴風として定義されています。
そして、
労働安全衛生管理では、あらかじめ強風が予想される場合も対応が必要です。
気象注意報で風速10m以上の強風が予想される場合、高所作業を中止する必要があります。
例外的に、悪天候時でも点検や補修などの限られた作業は認められていますが、基本的には強風が予想される場合、高所作業はほとんど行えないと考えましょう。
塗りたての外壁に飛散物が付着する可能性
強風の際には、砂やホコリ・ゴミなどが飛散してきて、
塗りたての外壁に付着してしまう可能性があります。
このような飛散物を防止するためにメッシュシートを足場に張りますが、細かい砂埃などは網目を通過して侵入し付着することがあります。
また、前述のように風が強くなるとメッシュシートを畳んでしまいますので、飛散物が直接外壁に付着することになります。
塗料などが近所に飛散してしまう可能性
塗装作業中は、足場にメッシュシートを張って塗料などが飛散することを防止しますが、
強風時にはメッシュシートを通過して近隣に飛散して近所の建物や車などに付着してしまう可能性があります。
住人、ご近所の安全性
強風の際に、風を受けた足場が倒壊して施主やご近所の家を壊したり、最悪の場合住んでいる方にけがを負わせたりする可能性があります。
強風への対策は？
強風によるトラブルを回避するためには、以下の対策が有効です。
●適切な養生を行う
強風によって養生シートが剥がれないよう、しっかりと固定する必要があります。
また、養生シートの種類も、強風に耐えられるものを選ぶことが重要です。
●足場を強化する
強風によって足場が倒壊しないよう、しっかりと固定する必要があります。
必要に応じて、足場の強度を上げるための補強を行うことも検討しましょう。
まとめ
外壁塗装を行う際には、強風によるトラブルに十分注意する必要があります。
強風対策をしっかりと行うことで、安全な外壁塗装工事を進められます。
外壁塗装は、家の美観を保つだけでなく、防水性や耐久性を高める重要なメンテナンスです。
強風対策をしっかりと行い、安心して外壁塗装工事を進めてください。
小山塗装工業
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